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泉動物クリニック の診察室
 

慢性腎臓病

DOGS
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猫の飼い主であれば、慢性腎臓病(Chronic Kidney Desease)の症状を知っておかなければなりません。

原因は様々ですが、 特に老齢の猫になるほどよく見られ、近年寿命の延長に伴ってこの病気は増加傾向にあります。 しかし実際には腎臓の機能は発症するよりずっと以前から徐々に低下してきているのが一般的で、機能の70〜80%を失ってから初めて症状が出てくることがほとんどです。

以下の徴候のうち当てはまるものがあれば、かかりつけの病院で診てもらってください。(脱水の場合は直ぐに!):


・疲労

・食欲不振

・体重減少

・口臭

・嘔吐

・下痢

・脱水(落ちくぼんだ目、水気のない粘膜など)


慢性腎臓病は血液検査(BUN:尿素窒素、Cre:クレアチニン)によって診断されます。7歳以上になったら年1回は血液検査を受けることをお勧めします。

一度機能を失った腎臓の組織は残念ながら元に戻らないので、慢性腎臓病を完治させることはできません。 しかし生物学的治療によって、少なくとも症状を緩和して猫の生活の質を改善し、一部のケースでは生存期間の延長をも期待できます。治療開始時は病院で十分治療してもらい、その後は自宅で続けることも可能です。 病気の治療は初期であるほど効果が出ることが十分期待できますが、かなり進行した場合でも状態改善の余地が全く無くなったわけではありません。

 
 慢性腎臓病(CKD)

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